動物って癒されますよね。
でも同時に、
「動物たちはどんな世界で生きているんだろう?」
「どんなことを考えているんだろう?」
と気になったことはありませんか?
かわいいだけじゃない。強くて、不思議で、ときに命がけ。
そんな動物たちのリアルな姿に触れられる本が、Audible(オーディブル)にはたくさんあります。
この記事では、動物への愛と尊敬、そして現場のリアリティにあふれた3冊の本を紹介します。
動物が好きな人はもちろん、研究が好きな人にもおすすめです。
① 寝ても覚めてもアザラシ救助隊|岡崎雅子

著者: 岡崎 雅子
ナレーター: 香坂 奈歩
再生時間: 6 時間 10 分
北海道にある日本唯一のアザラシ専門保護施設「とっかりセンター」で働く飼育員・岡崎雅子さんのエッセイです。
全編アザラシ愛にあふれた一冊。
そしてそこには、かわいいだけではない現場のリアルも描かれています。
アザラシのキスはうれしいけれど、鼻の骨が折れそうな勢いのときもあるとか。
命を守るために行う強制給餌(ミルクや魚を、暴れるアザラシの身体を押さえながら飲み込ませる)の必要性など。
怪我をしながらもアザラシたちを守る日々……。
その姿から、「命と向き合う仕事」の重みが伝わってきます。
でも、この本で描かれる飼育員の皆さんの姿は決して悲愴ではありません。
「アザラシが好きだから」という純粋な気持ちや生きがいが伝わってきて、心があったかくなります。
Audibleで聴くと、現場の緊張感や臨場感がよりリアルに伝わってくる一冊でした。
【あわせて読みたいおすすめ記事】
『寝ても覚めてもアザラシ救助隊』と共に過ごした1日を詳しく紹介した記事です。
② ダチョウはアホだが役に立つ|塚本康浩

著者: 塚本 康浩
ナレーター: 小橋 達也
再生時間: 4 時間 14 分
京都府立大学の学長であり、「ダチョウ博士」として知られる塚本康浩さんの本です。
・ダチョウの脳みそは目玉より小さい(そしてツルツル✨)。
・家族が入れ替わっていても気づかない。
・カラスに肉をつつかれても気にしない。そしてすぐ再生する!?
そんな驚きのエピソードが次々に登場します。
圧倒的な鈍感力と、卓越した運動能力、そして遺伝的なタフさ…!
脅威のダチョウパワーを感じずにはいられない!
そんなダチョウの研究から、ダチョウ抗体マスクが開発されるなど、人間社会に大いに役立つ実績にもつながっています。
研究の話なのに、まるで漫談を聴いているような面白さ。
気づいたら最後まで聴いてしまう一冊です!
マスク寄贈の件で、宮内庁(くないちょう)からお礼の電話が来たとき、
塚本さんは「クナイチョウ…?どんな鳥やったかな?」と思ったそうです(笑)。
いつも鳥のことを考えているダチョウ博士ならではの語り口が最高ですよ!
③ 動物たちは何をしゃべっているのか?|山極壽一 × 鈴木俊貴

著者: 山極 寿一, 鈴木 俊貴
ナレーター: あんべあつし, 松永 直人
再生時間: 4 時間 22 分
「動物と言葉が通じたらいいのに」
誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
本書は「動物とのコミュニケーション」に真正面から向き合った対談です。
🦍 ゴリラ研究の第一人者・山極壽一さん
🕊️ シジュウカラの言語研究で知られる鈴木俊貴さん
専門分野の異なるお二人が、それぞれの研究現場から見えてきた「動物の言葉」を語ります。
個人的に印象的だったのは、動物の鳴き声の意味を理解するには、野生の環境で研究する必要があるという話でした。
たとえば、
・🦍 ゴリラには本来20種類以上の鳴き声があるが、動物園では5種類ほどしか聞かれない
これは鳴き声が必要になる状況そのものが減ってしまうためで、鳥籠の鳥でも同じことが起こるといいます。
・🕊️ シジュウカラは「ジャージャー」という鳴き声で「蛇」のイメージを想起し、危険を避けようとする
さらに単語を並べるルールのような「文法」を持っていることも示されています。
そして、人と動物との関係性。
特に、山極さんがアフリカで出会った子ゴリラ「タイタス」とのエピソードです。
一緒に雨宿りをして抱き合って眠ったこともあるゴリラと、26年後に再会したとき、覚えてくれていたという話には驚かされました。
動物の知性や記憶、そして関係性の深さを感じさせる出来事です。
対談は後半になると、「そもそも言葉とは何か?」というテーマにも広がっていきます。
動物と人間を単純に区別するのではなく、「言葉」というものを俯瞰して見直すきっかけを与えてくれる一冊でした。
3冊に共通していた「現場主義」
実は、今回紹介した3冊には「動物への愛」以外にも共通点があります。
それは、徹底した「現場主義」です。
・🦍 野生のゴリラを追って海外へ向かう研究者。
・🕊️ 森に篭り、鳥の声を十数年以上も観察し続ける研究者。
・🥚ダチョウに蹴られながら研究する大学教授。
・🦭アザラシの命を守り続ける飼育員。
「好き」という気持ちから始まって、好きだからこそ圧倒的な行動力と集中力を発揮する。
そしてその知見を人間社会にも役立てている。
本当に尊敬しかありません。
どれも心から「出会えてよかった!」と思える本ばかりでした。
Audibleは思いがけない本に出会える場所だ
気づけばAudibleアプリのおすすめに動物の本がずらり…。

動物の本…なのか!? いや、気になるけれど(笑)

こうした「思いがけない素敵な本との出会い」があるのが、Audibleの魅力のひとつです。
よかったら皆さんも、まずは気になる一冊をぜひ聴いてみてください。
きっとそこから、新しい世界が広がっていくと思います。
こちらも必見!Audible耳寄り情報記事
(5/12までの期間限定)
「3ヶ月間、月額99円」で利用できるキャンペーン開催中!
【完全解説記事】
「聴く読書」Audible(オーディブル)が気になった方はこちらもどうぞ!
※本記事はAmazonアソシエイトのリンクを含みます。
※当時の記録のため、現在は聴き放題対象外の作品が含まれる場合があります。





コメント