(最終更新:2026年8月15日)
僕はAudibleで本を聴くとき、通勤や家事などの「ながら時間」に聴くことが多いです。
そんな僕が、特にAudibleと相性がいいと思っているジャンルのひとつがミステリー。
続きがめっちゃ気になるので、
- 通勤時間が短く感じる
- 気づいたら掃除が終わっている
- 「あと少しだけ!」とどんどん聴きたくなる
そんな体験ができるのが魅力です。
ただし、いろいろな作品を聴いてみると、
「面白いミステリー = ながら聴きしやすいミステリー」ではない、と感じました。
登場人物が多かったり、図面を確認する必要があったり、ちょっと気を抜くと「今どうなってるんだ?」となる作品もあります。
そこで今回は、僕が実際にAudibleで聴いて面白かったミステリー5作品(シリーズ)を
- どんな楽しみ方が合うと思ったか
- どんな人におすすめしたいか
も含めて正直に紹介します!
① 天久鷹央の推理カルテシリーズ(知念実希人)
まずおすすめしたいのは、知念実希人さんの『天久鷹央の推理カルテ』シリーズです。

このシリーズの魅力は、
・魅力的なキャラクター同士のテンポのいい掛け合い
・医療をテーマにした本格的で緊張感のあるストーリー
・専門知識がなくても楽しめる分かりやすさ
です。
医療ミステリーと聞くと、少し難しそうに感じるかもしれません。
でも、実際に聴いてみるとかなり分かりやすいです。
そして何といっても、ナレーターの高岡千紘さんの演技が素晴らしすぎます。
「この声以外に考えられない」と思えるほどキャラクターが生きていて、会話を聴いているだけでも楽しいんですよね。
ミステリーでは、「登場人物が分からなくなる」ということがAudibleではときどきあります。
その点、『天久鷹央』シリーズは僕にとってかなり聴きやすい作品です。
ながら聴きしながら楽しめるミステリーを探している方には、特におすすめしたいシリーズです。
こんな人におすすめ
- Audibleで初めてミステリーを聴く
- キャラクター同士の掛け合いが好き
- 通勤や家事をしながら楽しみたい
② 放課後ミステリクラブシリーズ(知念実希人)
同じく知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ』シリーズもおすすめです!

このシリーズの魅力は、
・再生時間が約2〜3時間とコンパクト
・短いのに内容がぎゅっと詰まっている
・「読者への挑戦状」が明確に提示される
こと。
つまり、自分で謎を解く楽しさが味わえるミステリーなのです。
学校や家の近所など、身近な場所が舞台なので、物語の状況もイメージしやすい。
また、殺人などの血生臭い事件が起きないので、怖い話や重たいサスペンスが苦手な方でも楽しみやすいと思います。
こちらも『天久鷹央』シリーズと同じく、Audibleでかなり聴きやすいミステリーだと感じました。
長編を何十時間も聴くのはちょっと大変……という方が、
「まずは短いミステリーを1本聴いてみよう」
と試すのにもぴったりです。
こんな人におすすめ
- 短い作品からAudibleを試したい
- 自分でも謎解きをしてみたい
- 怖すぎないミステリーを聴きたい
- ながら聴きしやすい作品を探している
③ 時計館の殺人(綾辻行人)
一方で、
「これは、ながら聴きより集中して楽しみたい!」
と思ったのが、綾辻行人さんの『時計館の殺人』です。
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『十角館の殺人』から続く「館シリーズ」のひとつで、建物の構造も重要になってくる本格ミステリー。
Audible版には、図面などを確認できる付属資料もあります。
再生画面から資料を開くことができ、音声中でも「図1を参照」といった案内が入ります。
ただし、先に資料を見るとネタバレになる場合があるので、音声の指示に従って見るのがおすすめです。
(資料の開き方)
再生画面の右上「…」ボタンから、付属資料・PDFを開けます。


この「音声を聴きながら必要なところで図面を見る」
という体験が面白いんですよね。
そのためこちらは、ある程度集中できる環境で、じっくり楽しみたい作品だと感じました。
こんな人におすすめ
- 本格ミステリーに挑戦したい
- じっくり謎を追いかけたい
- 「音声 × 図面」という読書体験を楽しみたい
④ オリエント急行の殺人(アガサ・クリスティー)
次は、アガサ・クリスティーの『オリエント急行の殺人』です。

ミステリーの古典とも言える有名な作品なので、タイトルはずっと知っていたのですが、内容自体はまったく知らない状態で聴きました。
いつものように「ながら聴き」で。
その結果どうなったかというと……
- 登場人物が多くて、誰が誰だか全然分からない
- 被害者がいつ亡くなったのかすら気づかなかった
正直に言うと、終盤までずっと、「???」という状態でした。
「有名な作品だけど、自分にはちょっと合わないのかな……」くらいに思いながら聴いていたんです。
ところが。
最後の最後で「そういうことか!!!」となりました。
それまで「???」だったものが、結末を知った瞬間に一気につながった。
この感覚は本当にすごかったです。
そして聴き終わった今こそ、もう一度聴いてみたいと思っています。
結末を知った状態で聴き直したら、特に登場人物に対する感想がまったく違ってきそうで、なんだか楽しみなんですよね。
ただし、僕自身の体験からひとつ言えるのは、
初めて聴くなら、ながら聴きにはあまり向いていないかもということ。
少なくとも僕は、もっと集中して聴けばよかったかなと思いました(笑)
でも、Audibleがあったからこそ味わえた名作でした。素晴らしかったです。
こんな人におすすめ
- 最後に驚かされるミステリーが好き
- 世界的な名作をAudibleで聴いてみたい
- 集中してじっくり物語を追いたい
- 一度聴いた作品を再び楽しむのも好き
⑤ 怪盗アルセーヌ・ルパン(モーリス・ルブラン)
もうひとつ最近聴いて面白かったのが、『怪盗アルセーヌ・ルパン』。

今回僕が聴いたのは、Audibleで配信されている「こどものための聴く名作」シリーズの作品です。
アルセーヌ・ルパンといえば、日本ではその孫(という設定の)『ルパン三世』を思い浮かべる人も多いはず。
僕自身もそうでした。
だからこそ、元祖アルセーヌ・ルパンを聴いてみて面白かったのが、ルパンと彼を追うガニマール警部の関係です。
- ルパンは追われる側
- ガニマール警部は追う側
当然、敵同士です。
ところが、ただ憎み合っているだけではないんですよね。
長くルパンを追い続けているからこそ、ガニマール警部はルパンの人間性まで理解している。
「ルパンはそんなことをする人間ではない」
といった、好敵手だからこその妙な信頼関係がある。
ここが僕にはすごく面白かったです。
日本のアニメの、ルパン三世と銭形警部の追う・追われる関係を知っていると、
「こんな関係性が昔から描かれていたんだなあ」
と、また違った楽しみ方もできました。
犯人は誰なんだと推理する『オリエント急行の殺人』や、館の謎に挑む『時計館の殺人』とはかなりタイプが違います。
「ミステリー = 殺人事件の犯人を当てるもの」だけではないと感じられた作品でもありました。
そして今回紹介する5作品の中でも、ながら聴きしやすい作品だと思います。
子ども向けに簡潔にまとめられていることもあって、登場人物や物語の流れを耳だけでも追いやすかったです。
こんな人におすすめ
- 怪盗ものが好き
- ルパン三世が好き
- 追う者と追われる者の関係性を楽しみたい
- 古典的なミステリーにも触れてみたい
面白かったミステリーにも、それぞれ個性がある
今回は、僕がAudibleで実際に聴いて面白かったミステリーを5作品(シリーズ)紹介しました。
改めて並べてみると、同じミステリーでも、Audibleで聴いたときの印象はかなり違いました。
僕の場合、比較的ながら聴きでも物語を追いやすかったのは、
一方で、
は、ながら聴きしていると情報を追いきれなかったり、もっと集中して聴けばよかったと思う場面がありました。
以前の僕は、「ミステリーは続きが気になるから、Audibleのながら聴きと相性がいい!」とかなり単純に考えていました。
実際に今でも、続きが気になってどんどん聴けるところは、Audibleでミステリーを楽しむ大きな魅力だと思っています。
ただ、いろいろな作品を聴いてみて、「面白い」と「ながら聴きしやすい」は必ずしも同じではないことにも気づきました。
だからこの記事では、感想だけでなく、「実際に耳で聴いたとき、僕はどう感じたか」もできるだけ正直に書いてみました。
Audibleで次に聴くミステリーを探すときの、ひとつの参考になればうれしいです。
僕自身、まだまだ聴いていない名作がたくさんあります。
これからまた面白い作品に出会ったら、このページにも少しずつ追加していく予定です。
Audibleで何を聴こうか迷っている方は、ぜひミステリーも楽しんでみてください♪
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「聴く読書」Audibleの始め方と使い方については、以下の記事をご覧ください✨

※執筆当時の記録のため、現在は聴き放題対象外の作品が含まれる場合があります


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