「何かをつくりたい!❤️🔥」
そんな気持ちを呼び起こしてくれる本があります。
先日、Audible(オーディブル)のリスト機能を紹介する記事を書くために、
僕は「クリエイティブ魂を燃やすタイトル」というリストを作りました。
そのリストに追加したのが、次の3冊です。
- 『コンセプト・センス』
- 『勝てるデザイン』
- 『愛される書店をつくるために僕が2000日間考え続けてきたこと』
いずれも「ものづくり」に関する本ですが、あらためて並べてみると、扱っている視点はそれぞれ異なります。
- 「何をつくるのか」を考える
- 考えを「伝わる形」にする
- つくったものを世の中へ届け、「愛される存在」に育てる
3冊を組み合わせることで、ものづくりの一連の流れが見えてきました。
今回は、聴いているとクリエイティブ魂が燃えてくるAudible本を3冊紹介します!
1.「何をつくるのか」を考える『コンセプト・センス』

『コンセプト・センス 正解のない時代の答えのつくりかた』をAudibleで聴く
著者: 吉田 将英
ナレーター: 浅木 俊之
再生時間: 7 時間 45 分
ものづくりの出発点となるのが、「何をつくるのか」を考えることです。
アイデアが思い浮かぶと、僕はすぐに形にしたくなります。
しかし、そもそも何のためにつくるのか? 誰にどのような変化を届けたいのか?
それらが曖昧なまま進めてしまうと、途中で方向が分からなくなることもあります。
『コンセプト・センス』は、人を動かす企画の骨子となる「コンセプト」について、その見つけ方や磨き方を考える本です。
「コンセプト」という言葉はよく耳にしますが、いざ自分で考えようとすると難しいもの。
単にキャッチーな言葉を考えるのではなく、
「この企画は、何を目指しているのか?」
「今までと何が違うのか?」
「なぜ、これをつくる必要があるのか?」
といった、ものづくりの根っこにある問いと向き合うきっかけを与えてくれます。
僕がこの本を「クリエイティブ魂を燃やすタイトル」に入れたのは、ものづくりを始める前の大切な部分を見直させてくれるからです。
- アイデアは浮かぶけれど、うまく一つにまとめられない。
- 企画を考えたものの、どこへ向かっているのか分からなくなってしまった。
そんなときに聴き直したい一冊です。
2.考えを「伝わる形」にする『勝てるデザイン』

著者: 前田 高志
ナレーター: 佐田直啓
再生時間: 6 時間 34 分
ものづくりの軸となるコンセプトが見えてきたら、次は、それをどう実現するのかを考えていきます。
そこで紹介したいのが、前田高志さんの『勝てるデザイン』です。
実は僕は以前、前田さんが室長を務めていたクリエイターコミュニティ「前田デザイン室」に所属していました。
そのため、この本は僕にとって特別な一冊でもあります。
とはいえ、今回この本を紹介したいのは、それだけが理由ではありません。
デザイナーではない僕にとっても、ものづくりや情報発信に役立つ考え方が詰まっているからです。
デザインと聞くと、色やレイアウトを整えたり、見た目を美しくしたりする「造形」の部分を想像する人も多いかもしれません。
しかし、本書で語られるデザインは、単に見た目を整えることではありません。
前田さんは、デザインを「思考」と「造形」の掛け算と捉えています。
- 何のためにつくるのか。
- 誰に、何を伝えたいのか。
- その目的を実現するには、どのような見せ方が必要なのか。
考えて、形にする。形にしてみたものを見ながら、もう一度考える。
この往復を繰り返しながら、目的を達成できるデザインへと近づけていきます。
ブログの記事タイトルやサムネイル、プレゼン資料、イベントの告知ページなど、デザイナーではない方たちも、日常的にデザインと関わっています。
どれほど良いアイデアでも、その魅力が相手に伝わらなければ、選んでもらうことはできません。
一方で、見た目だけを整えても、その奥にある目的や考えが曖昧であれば、伝えたいことからずれてしまう。
『勝てるデザイン』は、そうした悩みに対し、本質を見極める視点を与えてくれる本だと感じます。
デザインを仕事にしている人はもちろん、自分の企画や活動を、より良い形で届けたい人にもおすすめの一冊です。
3.つくったものを「愛される存在」に育てる『愛される書店をつくるために〜』

『愛される書店をつくるために僕が2000日間考え続けてきたこと キャラクターは会社を変えられるか?』をAudibleで聴く
著者: ハヤシ ユタカ
ナレーター: 大谷 幸司
再生時間: 4 時間 24 分
コンセプトを考え、伝わる形にしたとしても、それだけで多くの人に知ってもらえるとは限りません。
つくったものを世の中へ届け、長く愛される存在に育てていくことも必要です。
この本では、老舗書店・有隣堂のYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」が誕生し、多くの人に愛されるようになるまでの試行錯誤が語られています。
僕もこのチャンネルが好きなのですが、最初から現在のような人気チャンネルだったわけではありません。
初期には、動画を公開してもほとんど見られなかった時期があったそうです。
そこから試行錯誤を重ね、番組の顔となる鳥のキャラクター「R.B.ブッコロー」や、台本に縛られない出演者との掛け合いなど、独自のスタイルを作り上げていきました。
この本の中で特に印象に残ったのが、すでに多くの人に親しまれている成功例を土台にして、そこへ独自の要素を掛け合わせるという考え方です。
クリエイティブなものをつくろうとすると、
「誰も見たことがない、まったく新しいものを考えなければ!」
と思ってしまうことがあります。
しかし、新しすぎるものは、見る人に魅力が伝わりにくいこともあります。
すでに知られている形式や、親しまれているアイデアを土台にしながら、自分ならではの要素を加える。
そうすることで、初めて見る人にも理解しやすく、それでいて新鮮な企画が生まれます。
僕はこの考え方にとても納得し、気づけばAudibleで3回も聴いていました(笑)
『有隣堂しか知らない世界』と、この本の面白さについては、noteでも詳しく紹介しています。
YouTube運営に携わっている人だけでなく、ブログやSNS、イベント、商品など、自分の活動を多くの人に届けたい人にも学びの多い一冊です。
3冊を組み合わせると、ものづくりが立体的に見えてくる
紹介した3冊を並べると、ものづくりの一連の流れとしてつながって見えます。
- 『コンセプト・センス』で、何をつくるのか考える。
- 『勝てるデザイン』で、考えを伝わる形にする。
- 『愛される書店をつくるために僕が2000日間考え続けてきたこと』で、つくったものを世の中へ届け、愛される存在に育てる。
もちろん、実際のものづくりが必ずこの順番に進むとは限りません。
デザインを考えている途中でコンセプトに戻ることもあれば、誰かに届けた反応から、新しいアイデアが生まれることもあります。
それでも、自分の企画がうまく進まないときに、
- 「コンセプトが曖昧なのか?」
- 「魅力が伝わる形になっていないのか?」
- 「届け方を工夫する必要があるのか?」
と考えることで、どこを見直せばよいのか分かりやすくなります。
1冊ずつ聴いたときには気づかなかった共通点や違いが、複数の本を組み合わせることで見えることもあると思います。
Audibleのリスト機能は、本を整理するだけではなかった
今回、リスト機能で3冊をまとめたことで、単にライブラリーを整理するだけではない面白さに気づきました。
- どの本と、どの本を組み合わせるか
- どんな順番で聴くか
- その本から、何を学びたいのか
こうしたことを考えながらリストを作ると、本同士に新しいつながりが生まれます。
リストを作ること自体が、自分なりの小さな「本棚の編集」なのかもしれません。
リスト機能の使い方は、以下の記事で画像付きで紹介しています。
クリエイティブ魂が消えかけた日に、聴きたい3冊
今回は、「クリエイティブ魂を燃やすタイトル」というテーマで、Audible本を3冊紹介しました。
クリエイティブという言葉を使うと、デザイナーや作家など、特別な職業の人だけに関係するものに感じるかもしれません。
しかし、ブログを書くことも、SNSで発信することも、イベントを企画することも、身近な困りごとを工夫して解決することも、すべて小さなものづくりです。
「何かをつくりたいけれど、なかなか動き出せない……」
「最近、アイデアが思い浮かばない……」
そんなときは、今回紹介した3冊の中から、気になる一冊を聴いてみてください。
消えかけていたクリエイティブ魂に、もう一度火がつくかもしれません❤️🔥
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※本記事は執筆時点での情報です。現在はAudibleの聴き放題対象外となっている場合があります。





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